『Li-Fi Led』電気とWi-Fiを同時に使える!光波を使ったWi-Fi機器を販売!

Li-Fi Led社は照明とWi-Fiサービスを行うコートジボワールのスタートアップである。

サービス概要

「Li-Fi」(LED電球を使ったWi-Fi通信)パッケージを提供、無電化地域に照明とインターネット通信の2つのサービスを同時に提供する。

Li-Fi、読み方は“ライファイ”と読み、”Light Fidelity”の略である。通常、Wi-Fiは、“電波“を飛ばして、「電磁波」により通信するものであったが、対しLi-Fiは光波を使った通信で、「LED電球」を使って通信するというものである。

LEDの光を電波として利用するので部屋ごとにアクセスポイントを必要とする。また、光による通信のため、直射日光の当たる昼間の屋外では利用できなくなるというデメリットもある。

また、ルーターとLED電球をケーブルで繋げなくてはならない。この様な理由により、無電化地域などの特殊なエリアでない限り、利用される事は稀である。

Li-Fi Led社は電気のない農村エリアにLi-Fiのパッケージを販売している。

Li-Fiは光を利用しているため、病院内など多くの電波が行き交っている場所や、従来のWi-Fiの信号が届かない地下などでも光波を使って利用することができる。

ただし光は壁を通過しないため、通信には専用の受信機が必要とする所から、LiFi機器が設置された一室に限定される。そのため、金融機関など、セキュリティが重視される環境での活用が期待されている。

企業基本情報

会社概要

企業名:リフィレッド(LIFI-LED)
企業価値:不明
設立年:2014年
資本金:6億1,000万CFAフラン(約104万ドル)。
ホームページ:www.lifi-led.ci

事業沿革

2014年、企業設立
2017年、大統領賞を受賞

コートジボワールについて

コートジボワールは、西アフリカに位置する共和制国家。人口は2550万人。2017年の国内総生産(GDP)は約404億ドルであり、また、同年の一人当たりGDPは1617ドルである。独立後の経済は順調に成長を続けている。

世界の無電化地域の人口は約13億人、無電化率は全世界人口の約20% (5人に1人)といわれている。とりわけサハラ以南のアフリカは68%の人々が電気のないくらしを送っている。

サービス内容と製品いついて

「Li-Fi」(LED電球を使ったWi-Fi通信)は照明とインターネット通信の2つのサービスをパッケージにして提供している。

Li-Fiは大規模な送信装置が不要であるため、低価格で通信装置を提供できるのが強みとなっている。パッケージは500万CFAフラン(7,600ユーロ)。

LIFIパッケージ

画像引用:http://lifiled.africa/services/le-package-lifi/

LIFIターミナル、LED2つ、LIFIランプ4つ

街灯LIFI

画像引用:http://lifiled.africa/services/le-lampadaire-lifi/

太陽エネルギー電池と太陽電池パネルによって動かされる
充電することで、10時間の電池寿命を保つ
農村地域の公共照明を可能にする

LED電球

画像引用:http://lifiled.africa/services/les-ampoules-led/

各種、最新版を取り揃えている。

ターミナルLIFI

画像引用:http://lifiled.africa/services/borne-lifi/

LIFI端末、インターネットアクセスポイントの機能と、
マルチメディア表示媒体を兼ねている

サービス拡大と実績

既にコートジボワールで5,000世帯にサービス提供。また、マダガスカル、ブルキナファソ、リベリア、ガーナ、マリ、セネガルの約800の村でプロジェクト実施している。

メモ:コートジボワールでのICTビジネスの実例

チモン社

小銭代わりの少額決済システム

(背景)状況として、釣銭が足りない、少額決済に不備をきたす、特に、バス、タクシーなど公共交通機関は小銭が無いと利用できない。小銭が不足していることへの経済損失、時間損失の改善策が必要。

(事業)アプリケーションは無料で提供。使用者は、相手先の携帯電話番号と金額を入力し、認証すればよい。月額使用料も安く設定、アプリケーション間の取引は無料。

(利用状況)首都アビジャンを中心に1万人が利用している。コートジボワールでは、3000万人が携帯電話に加入、1000万人がモバイルマネーを使用、今後の市場拡大が望まれる。

サイネット・ペイ社

モバイル決済システム

(背景)国民の85%以上が銀行口座を持っておらず、現金決済が煩雑である。従来の現金に代わる決済方法を必要とする。

(事業)携帯電話番号毎に開設されたモバイル口座を通じて送金・支払いサービスを提供。
送金時、チャージ時に手数料がかかる。

(利用状況)使用者数延べ140万人。コートジボワールの他、カメルーン、マリでサービスを展開。近く、セネガル、ギニア、トーゴへも進出予定

(3)クイックキャッシュ社
手軽な国際送金サービスを提供

(背景)金融サービスのアクセスが銀行口座を持たない人は限定的であり、特に国際送金の場合、必要書類も多く、手続きは煩雑である。送金の際は、国内、国外共に手数料と時間がかかる。

(事業)リアルタイムでの送金が割安な手数料で行える。個人間、銀行口座への送金に加え、代理店の窓口を通じた国際送金が可能。提携した銀行ATMや郵便局からの送金も可能。

(利用状況)行われた取引は既に100万件以上、過去5年間に毎年35%伸びている。今後、コートジボワールの他、ブルキナファソ、トーゴ、ニジェール、マリにも展開予定

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