『MYDAWA』オンライン薬局で偽薬を排除!安心で早く医薬品の入手が可能に!

Dawaはスワヒリ語で「薬」を意味する。MYDAWAは、ケニアで生まれた初のオンライン薬局である。

サービス概要

MYDAWAはおもに健康用品・医薬品を販売する通販型のBtoC型の企業である。アプリケーションだけでなくウェブ上でもサービスを展開している。なお、BtoBモデルでのサービスは行っていない。

MYDAWAが扱う商品は多岐にわたる。 生理用品にはじまり、コスメ、乳幼児用製品、洗剤・シャンプー、サポーター、血圧や妊娠などの検査キット、サプリメント、アロマ、アレルギー薬、目薬、鎮痛薬などがある。

また、医師の処方箋を添付することで製品を購入することもできるほか、ナイロビ市内の薬局とも提携しているため、顧客は最寄りの薬局から製品をピックアップすることが可能である。

企業基本情報

起業家情報

代表:Tony Wood
出身:ケニア

会社概要

サービス提供国:ケニア
従業員数:不明
ホームページ:https://mydawa.com/#/home

事業沿革

  • 2017.5 資本金$5,000,000でMYDAWAを設立
  • 2019.5 Africa HealthCare Master Funから$3,000,000の投資を受ける。

(※1)Africa HealthCare Master Fundとは
2017年に創業し、アフリカのヘルスケア産業を中心に投資を行っている。

※参照元
https://www.youtube.com/watch?v=XJyXdVVoHgs
https://techmoran.com/2019/05/07/mydawa-secures-3m-funding-to-fuel-expansion/

設立までの背景

ケニアでは下水道が整備されていなかったり、デング熱や黄熱の罹患率が高かったりするなど、ケニアは衛生面で多くの課題を抱える国の一つである。

ナイロビの私立病院が持つ医療技術はアフリカ内においては高レベルと言われているが、受診料が高いのが難点である。一方で公立病院は廉価で受診できるが、設備も技量も不十分と言わざるをえない。

また医薬品に関しても偽物が多く、信頼性に欠けていた。

サービス利用方法

  1.  www.mydawa.comにてログインする。もしくは、アプリをダウンロードしてログインする。
  2.  欲しい商品を探す。
  3. もし手元に処方箋があれば、その画像を貼り付けるか、撮影する。
  4. 製品をカートに入れる。
  5. M-PESAで料金の支払いを済ませる。
  6. スタッフが最寄りの収集場所に配達する。

利用可能時間について

MYDAWAのウェブサイトは、1日24時間年中無休で閲覧が可能である。サポートセンターへの問い合わせは、毎日可能であるが、時間帯が限られており、午前8時から午後10時までである。

また、配達時間は午前8時から午後8時までであり、こちらも毎日利用することが可能である。

配達にかかる時間は?

もしもナイロビ市内からの注文であれば、4時間以内に届く。ただし、午後8時以降に注文した場合、お届けは翌日の午前10時までとなる。

ナイロビ市外から注文した場合、24時間以内に配達がなされる。収集場所への配達が完了すると、スマホにダウンロードしたアプリに通知が届くので、利用者はそこで確認することができる。

MYDAWAサービス拡大の背景

MYDAWAが軌道に乗ったのは、大きく三つの背景があると考えている。一つに、氾濫する偽造薬。二つに、医療に特化したECであること。そして三つに電子マネーサービス「M-PESA」の普及である。一つずつ掘り下げていく。

1. 氾濫する偽造薬

記録されている歴史的大事件としては1995年アフリカのニジェールで隣国から寄贈された偽造髄膜炎ワクチンの接種により死者2,500名を出した事例がある。実際は生水だったという。

アフリカでは偽造薬が問題となっている。WHOの調査によれば、アフリカに出回る医薬品のうち、およそ70%は偽造薬である。多くがインド・中国から輸入されるそうした偽造薬は、毎年多くの人々の命を奪っている。

同じくWHOの調査によると、偽造薬を服用したことで命を落とす人の数は、アフリカだけで毎年10万人にのぼるのだという。

MYDAWAは、より安全な薬を手軽に手に入れたいと考える国民のニーズ、需要にこたえたのである。

2.医療に特化したECであること

アフリカのAmazonことJumiaをはじめ、豊田通商が手掛けるAfricashopなど、アフリカのEC市場は飽和状態にあると言ってよい。

MYDAWAは医療に特化することで他社と差別化をしてきた。処方箋の提示で特定の医薬品を購入できたり、ナイロビ市内の薬局と提携している点が他のECにはない点である。

大手Jumiaでも医薬品の販売は行ってはいるものの、こうした医師や医療機関の提携やサポートというのは無いに等しい。

3. M-PESAの普及

2007年、電子マネーサービス「M-PESA」が誕生した。引き出し、送金、支払いなど、お金に関することはM-PESAでやりとりができる。

また、ケニアでは近年、携帯電話・インターネットが爆発的に普及した。こうしたこともM-PESAの利用率上昇に拍車をかけている。

ケニアの多くのスタートアップがM-pesaというインフラを使って事業を成功させていることは間違いない。

他にも公共料金や教育費などの支払いから、給料の受け取りまで今やM-PESAで賄われている。M-PESAはケニアのGDPの約5割を超える取引がされている。

引用元:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-28328/

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