『Ecoride』マラウイでローカライズされた配車アプリの開発

Ecorideはマラウイのスタートアップ企業で、Uberのような配車アプリを開発・提供している。マラウイでは初めての配車アプリとなる。

アプリは現在、Android端末のみで使うことができ、iPhoneなど他の端末でも利用できるよう開発を進めている。

他国では配車アプリを介した取引で個人間のトラブルが起きているが、Ecorideは犯罪やトラブル防止のため、セキュリティーにも力を入れている。

ドライバー登録に際しては、年齢や運転免許の保有年数、過去の犯罪歴などを踏まえた審査がされる。

サービス概要

Ecorideはマラウイで初めて配車アプリを開発・提供したスタートアップ企業である。マラウイにおけるUberと例えられ、ユーザー数を伸ばしている。

Ecorideを使うのはドライバーとタクシーを探しているユーザーであり、ユーザーは目的地までの代金をアプリであらかじめ見積もることができる。

所持金で目的地まで辿り着けないと思われる場合でも、交渉でドライバーが納得すればタクシーを利用できる。なお、Ecorideでは1kmにつき300MWK(約45円)でタクシーを利用できる。

現在、Ecorideが対応しているエリアは、首都リロングウェと、マラウイの南に位置するブランタイア市である。今後は利用できる国内エリアの拡大を目指している。

なお、2018年のリリース時点では、Android端末のみ対応。iPhoneやWindows Phoneにも対応できるよう、開発を進めている。

企業基本情報

起業家情報

代表:Pilirani Namalomba (CEO)
出身:マラウイ
学歴:不明
生年月日または年齢:不明

会社概要

企業価値:不明
サービス提供国:マラウイ
従業員数:不明
ホームページ:http://www.ecoridemw.com
推定資金調達額合計:不明

事業沿革

  • 2018年、Ecoride創業
  • 2018年7月27日、配車アプリを公式にリリース
  • 2018年10月1日以降、マラウイ政府と協力して国民にEcorideへの登録を促し、利用者数を増やしている

市場背景

Ecorideが急成長している理由は、主に次の2つである。

1つめの理由は、マラウイではUberのような配車アプリが無く、Ecorideが初めてだったことだ。配車アプリによってユーザーは近くにいるドライバーを選ぶことができるため、ユーザーは待ち時間を、ドライバーは迎えに行く時間を節約することができる。

2つめの理由は、副業や柔軟な働き方へのニーズにEcorideがフィットしているからだ。ドライバーは、Ecoride上で勤務モードとそうでないモードを切り替えることができる。

アプリの利用方法

  1. タクシーのユーザーもドライバーも、GooglePlayストアからアプリをダウンロードする
  2. ユーザーは氏名、性別、パスワード、電話番号、メールアドレスを登録する。ドライバーは登録に際して、Ecorideが定めた要件を満たすか審査される。登録時に必要なのは、氏名や顔写真などの個人情報、免許証のコピー、車種など自動車の情報である。登録に審査を設けることで、犯罪やトラブルの防止に寄与している
  3. ログインするときはメールアドレスとパスワードを入力する
  4. ユーザーは現在地と目的地を入力する。目的地までに予想される代金が表示され、タクシーを探すことが可能。あらかじめ代金を見積もることができるため、所持金で目的地まで行けるかどうかが分かるなお、見積もりの代金よりも低価格で移動したい場合、「call driver」のボタンをタップし、アプリの利用者はドライバーと直接交渉することができる。
  5. ユーザーがドライバーを選ぶと、ドライバーに通知される。ドライバーが依頼を受けると、ユーザーの画面にドライバーの氏名、車種、アプリの登録番号が表示される
  6. ドライバーがユーザーを迎えに来て、アプリを使ったやり取りは終了

配車アプリのセキュリティー

海外の事例を見ると、イギリスなどではセキュリティーの問題などがあり、ロンドンでのUberの営業ライセンスが停止されている。このような事例を踏まえ、Ecorideはユーザーを守るセキュリティー面に力を入れている。

具体的には、登録に際してドライバーは犯罪歴を確認され、対面でのトレーニングを受けなければドライバーになれない。21歳以上で、運転免許を取得してから3年以上経過していることも、ドライバーの要件である。もちろん、アルコールや薬物を使用して運転したドライバーは厳しく処分される。

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