『Taeillo』AR技術を駆使した家具専門のECサイト!アフリカの伝統家具!

2016年に創業、ナイジェリア、ラゴスのスタートアッププレミア家具メーカーである。

サービス概要

Taeilloは、99%ナイジェリア産の地元材料を用い、アフリカの伝統とモダンの統合的家具を作る。

次世代技術の一つ、拡張現実(Augmented Reality; AR)を取り入れ、購買希望者の実環境にバーチャル家具を融合することで、製品と共に過ごす実体験を購入前に提供する、EC型販売を行う。

企業基本情報

起業家情報

代表:Jumoke Dada
出身:ナイジェリア
学歴:University of Lagos (UNILAG) Architecture専攻、Environmental design 修士号

会社概要

企業価値: 不明
サービス提供国: ナイジェリアおよびその他アフリカ地域
従業員数: 11-50名
ホームページ:https://taeillo.com/
推定資金調達額合計: 16万5000米ドル

事業沿革

  • 2016 ゼロ資本でスタート
  • 2017 She Leads Africaからの1ミリオンナイラ($2770米ドル)の資金調達
    CcHub Growth Capital(※1)からの資金調達。詳細は不明。

(※1)CcHub Growth Capitalとは
ナイジェリア初のイノベーションファンド。She Leads Africa: 若手アフリカ女性起業家の支援団体。

参照元:
https://ng.linkedin.com/in/jumoke-dada-46977a186
https://pitchbook.com/profiles/company/264803-68
https://www.pulse.ng/lifestyle/events/she-leads-africa-19-entrepreneurs-selected-for-2017-accelerator-programme/zztvstw

設立までの背景

創業者の背景

創業者Jumoke Dadaは、創業前、ナイジェリアにある建築デザインおよび家具製造のトップ企業で経験を積んだ。これがTaeilloの基盤になる。

これらの製品には、アソーキと呼ばれるヨルバ族の織物や日本でも近年、浴衣の生地としても注目を浴び始めているアンカラ布といった、ナイジェリアで一般的に親しまれている布素材を用い、ナイジェリア文化を色濃く示している。

Taellioの製品には黄色がアクセントとして多く取り入れられている。Jumokeは、黄色はエネルギーをみなぎらせ、創造性やひらめきを与えるものと考えており、自身も黄色に囲まれた環境に身を置くことが多い。

参照元:
https://bellafricana.com/taeillo-lifestyle-inspired-culture/
https://guardian.ng/guardian-woman/taeillo-is-the-concept-of-a-home-that-reflects-african-beauty/
https://bellafricana.com/meet-founder-t%C7%BDillo-exclusive-interview/
https://www.youtube.com/watch?v=I_hJwWEgarI

市場背景

ナイジェリアの人口は2億人を越え、アフリカ最大である。480ほどの民族文化が混在するため、ナイジェリアのライフスタイルは多様性に富む。

購買力平価GDPの5年成長率は2.7%、インフレ率は16.5%である。名目GDPはアフリカで第一位。公用語が英語であり、英語でのビジネス展開が容易である。ナイジェリアの家具市場規模は170億米ドル。

参照元:
https://www.unfpa.org/data/world-population/NG
https://www.heritage.org/index/pdf/2019/countries/nigeria.pdf
https://www.britannica.com/place/Nigeria

障壁について

創業当時2016年時点でも家具市場はほぼ飽和状態にあった。また、ECサイトへの信頼感、認識が低い地域特有の、インターネットによる購買に対する精神的障壁が大きい。

また、人材リソースに対する問題点として、クラフト、デザイン領域での卓越したスキルを持つプロフェッショナルの人材不足があげられる。

特に、現在のナイジェリアでTaeilloが手掛けるレベルでの繊細なクラフト技術を持つ人を探すことが困難であった。

参照元:
https://businessday.ng/enterpreneur/article/meet-jumoke-dada-craftsman-makes-afro-urban-furniture/

サービス詳細

Webサイトから購入したい家具を選択し、オンラインで購入を進める、通常のECショッピングである。

Taeillo社で生産されたソファやテーブル、ランプなどの家具系のアクセサリ、またキッチン全体も発注可能。ソファは200米ドルから1000米ドルの幅で11種類のラインナップがある(2019年8月現在)。

テーブルは100米ドルから500米ドルの幅の製品を扱う。営業時間は月曜日から土曜日、午前9時から午後5時まで。

参照元:
https://taeillo.com/

競合について

同じくナイジェリアのスタートアップで2016年に創業したEC企業、Furnish.ng(https://www.furnish.ng/)が競合する。

Furnish.ngは200カテゴリー、10000種のオンライン上の商品だけではなく、多様なカスタマイズを可能とし、幅広い価格層商品を持つ、大規模な商売戦略。

他にも小規模な家具メーカーは数多く存在する。

それに対して、TaeilloはAR技術を用い、バーチャル上の実体験を顧客にさせることで、インターネット購買に対する懐疑心を克服することを目指す。この点で、その他ECサイトによる家具販売会社との差別化が行われている。

ARによる優位性

上記のように、AR技術を家具販売に取り込んだ点で、優位性をつけている。実際に見て、手に取って購入したい層にとっては好判断材料となる。

ナイジェリアでの家具販売でのAR技術応用はTaellioが先陣を切る。テクノロジーに注力したビジネスモデルがあり、R&Dへの注力投資によってユニークな商品開発を推進する企業戦略を持つ。

参照元:
https://www.jetro.go.jp/ext_images/en/events/jabfe2019/pitch/brochure.pdf#search=’Jumoke+Dada+furniture’

今後の展開

今後、ナイジェリアの他都市、南アフリカ、ケニア、ガーナ、英国、フランス、米国にARを体験できるExperience centerを置き、販路の拡充を計画。

2026年までに世界的な家具と室内装飾品オンラインストアを展開することを予定している。

参照元:
https://bellafricana.com/meet-founder-t%C7%BDillo-exclusive-interview/
https://vc4a.com/ventures/taeillo/

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