『Vinsighte』アフリカの視覚障害を予防するためのヘルスケアベンチャー

Visinghte Technologyはナイジェリア 、イバダンにあるヘルスケアTechのスタートアップ企業である。視覚障害を持つ人の支援、または視覚障害を予防するためのソリューションを提供している。

イバダン大学(Ibadan University) の学生によるベンチャー企業で、2018年創業後、2019年にはFacebookのアクセラレータプログラムのスタートアップ12社に選ばれ、2020年はForbesアクセラレーターに選定。

当面は、10000人の視覚障害者にサービスを提供する事を目標としている。

サービス概要

Vinsighte社では、コンピュータビジョンとソナー技術を用いて、視覚障害者の歩行支援デバイス(Viri)ならびに読書支援デバイス(Visis)を開発した。

彼らが開発したデバイスは、視覚障害者(ガイドエイドを介して)外でも杖なしで歩く事を可能とし、視覚障害者が点字の本でなくても本を読むことが可能となる。

Vinsighte のもう一つのビジョンは、視覚障害によって経験する視覚障害の有病率を最小限に抑えることである。

その目的を達成するために、Vinsighteでは目の病気を早期に発見するサービス(診断アプリ Dr. Vee)を開発した。

このサービスを活用してもらうことにより、アフリカにいる何百万人もの視覚障害者予備軍を未然に防ぐことが狙いである。

会社基本情報

起業家情報

創業者:Kolawole Tomi(CEO)Erioluwa Morenikeji(CTO)、Caleb Oyolola(CBO)、Dairo Tosin(CIO) (Ibadan Universityの同級生)
出身:ナイジェリア
学歴:Ibadan University
生年月日または年齢:不明

会社概要

企業価値:非公開(非上場)
サービス提供国:ナイジェリア
従業員数:50人未満
ホームページ:https://vinsighte.com.ng/
推定調達額:不明

事業沿革

  • 2018年6月:Vinsighte 創業、UnionBank Innovation Challenge にて優勝、Ibadan UniversityでのONCampus Hult Prize Challengeで優勝
  • 2019年9月:FacebookのCchubアクセラレータプログラムの12のスタートアップ企業の一つに選ばれる

サービス開始の背景

現在、数百万人もの視覚障害者のナイジェリア人やアフリカ人の多くは、読解力や環境の変化に困難を感じ、学校を中退しなければならない状況にある。

WHOの「失明と視覚障害に関する重要事実報告書」によると、2018年10月現在、世界では約13億人が何らかの形の視覚障害を抱えて生活していると推定されている。

その中で、アフリカ大陸では、白内障、未矯正の屈折異常、緑内障が主な視覚障害の症状となっており、視覚障害は重要な健康問題である。

WHOの別の報告書によると、アフリカでは約2630万人が視覚障害に苦しんでおり、このうち2,040万人が弱視で、590万人が失明していると推定される。また、世界の失明者の15.3%がアフリカ在住社であるという統計もある。

今日の最先端技術を用いることで、視覚障害の約80%は治療可能であり、また予防をすることも可能ではあるが、アフリカでは多くの人々は、その機会を得られることができていない。

そこで、その問題を解決するために、Vinsighte を創業した。

サービス詳細

Viri – ガイドエイド

画像:https://cfamedia-jdntqjj5tat2yt1zpj9.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG-20191023-WA0028.jpg

Viriは、視覚障害者が前方の障害物を感知して自立して周囲の環境をナビゲートすることを支援すると同時に、視覚障害者に注意を促すものである。

障害物に直面した際に、穏やかな振動で注意を促すことで、通常の杖に比べて視覚障害者を誘導することが可能となる。

Visis -スマートリーディンググラス

Visis は視覚障害者が本を読むのに便利なように、テキストを音声入力に変換して、ユーザーが聞くことが可能になる。

Visisを利用することで、従来の点字に比べて、より便利に読書をすることが可能となる。

画像;https://cfamedia-jdntqjj5tat2yt1zpj9.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2019/10/vinsight3.jpeg

Dr.vee – モバイルアプリ

Dr. Vee は目の病気を診断し、応急処置を勧め、患者を紹介し、医師に紹介するアプリである。これにより、患者が必要な情報にアクセスでき、適切な治療を受けることで視覚障害を未然に防ぐことが可能となると期待できる。

導入事例

オモエニ盲学校

約45名の視覚障害者の子供たちにVinsightsのサービスを提供。

最新情報をチェックしよう!