『Mobayilo』アフリカの携帯基地局のエンジニアを支えるアプリを開発

アフリカ随一のICT(情報通信技術)立国として、各国の投資家から注目を集めるルワンダ。

モバイル環境の整備も進んでおり、2018年9月現在で同国内の携帯電話のアクティブユーザー数は約967万人、加入率は72.2%に上る。

サービス概要

Mobayiloは、アプリケーションの提供やコンサルティングサービスを通じ、Huaweiをはじめとした携帯基地局ベンダー5社の携帯ネットワークとビジネス効率の改善に努めている。

携帯電話の電波をキャッチする基地局の販売会社「携帯基地局ベンダー」は、携帯電話の無線通信がしっかりと運用されるよう、システムを点検するエンジニア「移動体通信エンジニア」を雇っている。

これらのエンジニアの業務は主に以下の通りである。

  • どの程度の規模の基地局を作るかを計画する基地局の設計
  • 基地局の設置時に安全管理や技術者管理を行う
  • 基地局工事の施工管理
  • 基地局の電波測定や調査など基地局の保守管理

基地局運営に欠かせない仕事を担っており、Mobayiloの提供するアプリケーションは、それらの仕事を円滑化する役割を担っている。

※引用元:
http://mobayilo.com/

アプリケーションの詳細

アプリケーションの役割は大きく3つ。

▽携帯電波の大きさを示す周波数の関係性を視覚化するマップ

※引用元:
http://mobayilo.com/

▽基地局のネットワーク全体のKPI(重要業績評価指数)データやユーザー視点でみた接続性などを1箇所に表示するダッシュボード

※引用元:
http://mobayilo.com/

▽業務に必要な情報を1カ所にまとめるコミュニケーションツール

※引用元:
http://mobayilo.com/

この利点を強みに、アプリケーションは日々のフォローアップを中心に、基地局運営で必要不可欠ものとして機能している。

さらに、基地局のネットワークのパフォーマンスを、Mobayilo側と基地局ベンダー側で共有でき、災害などで起きうる通信停止といったトラブルを未然に防いでいる。

企業基本情報

起業家情報

代表:Aimable Dusingizimana
出身:フランス
学歴:リール科学技術大学(数学・情報科学専攻)などを卒業
年齢:不明

会社概要

サービス提供:ルワンダ
従業員数:不明
ホームページ:http://mobayilo.com/
設立:2015年1月(推定)
所在地:京都府京都市

事業沿革

移動体通信エンジニアとして約10年間働いていた共同者設立者兼現CEOのAimable氏が、アフリカでの勤務経験を生かそうと、2015年1月(推定)に設立。資金調達などの経緯は不明。

市場背景

ルワンダは、人口が1200万人超に対し、携帯電話のアクティブユーザー数が967万人であるなど、市場は大きい。

967万人うち、95%が予め料金を前払いしておく方式の携帯電話サービス「プリペイド式携帯電話」の利用者となっている。

インフラ関係の携帯基地局ベンターとは別に、通信サービスを提供する事業者として、MTNルワンダ、Tigoルワンダ、Airtelルワンダが存在しており、3社とも3GとLTE(4G)サービスを提供している。LTEの人口カバー率は高く、2018年3月時点で95%に達している。

携帯電話のサービスが急速に発展しているため、市場を支える携帯基地局が背負う役割は大きいと思われる。

ただ、普及率が20%程度にとどまるスマホの市場が将来的に伸びることを考慮すると、携帯基地局の設備増強が求められるため、新たな携帯基地局ベンダーが、さらなる市場開拓を求め、同国の市場に参入する可能性がある。

※参考URL*
リンクトイン https://www.linkedin.com/in/aimable-dusingizimana-1929461/
ルワンダ通信環境 http://www.soumu.go.jp/g-ict/country/rwanda/detail.html
移動体通信エンジニア https://www.gijutsushikaku-guide.net/mobile-communications-engineer

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