『Mipango』タンザニアで金融資産管理ができる家計簿アプリを提供

『Mipango』は、個人の収入や日々の支出といった財務情報や、金融資産を管理することができるアプリケーションを提供する、タンザニア発のフィンテック企業である。

サービス概要

Mipangoは、個人の収入や支出を管理する、無料の個人家計簿管理アプリ『Mipango』と、個人の金融リテラシーを向上させることを目的として、金融や投資、ビジネスに関する情報を発信するWebサイトが主なサービスである。

彼らが提供するアプリやサービスを通じて、日々の生活費予算を設定する機会を提供し、自分の収入や支出、貯蓄、借金、ローンをきちんと管理して、収支や金融資産を分析できるようになっている。

資産管理、金融に関する教育を通じて、ユーザの日常生活を変えることで、投資機会を生み出し、タンザニアが抱える個人ファイナンスの課題を解決することを目指している。

企業基本情報

起業家情報

代表:agness mollel
出身:タンザニア
学歴:University of Dar es Salaam, Tanzania
生年月日または年齢:不明

会社概要

企業価値:非公開(非上場)
サービス提供国:タンザニア(英語・スワヒリ語でサービス提供)
従業員数:5名(HP掲載スタッフ)
ホームページ:https://mipangoapp.com/
推定資金調達額合計:不明

市場背景

『Mipango』が生まれた背景は、タンザニアの金融リテラシーの低さにある。

タンザニアでは、成人の約50%以上もの人が、日々の自分の収入や支出を把握しておらず、財務管理がままなっていないと言われる。

Mipangoの共同創業者であるAgness Mollel氏は、タンザニア人の金融リテラシーの欠如がタンザニアの成長と発展を阻害している、との思いから、そのギャップを埋める為に共同出資者とフィンテックスタートアップMipangoを設立した。

2017年のリサーチ結果によると、タンザニアの人口(2017年:約5,400万人、2019年:約5,800万人)のうち48.7%がスマートフォンを保有している。また、そのアクティブユーザのうち、約40%のタンザニア人が所得を得ている。

また、同リサーチで、タンザニア人の43%が、モバイルマネーを通じて、家族や銀行と貯蓄を行なっていることもわかった。

サービス詳細

AIを用いたアドバイス機能

自分が設定した予算に対して、支出をコントロールするよう、人工知能(AI)が提案してくれる機能がある。ユーザは、それを元に、自らの支出をコントロールする目安として利用できる。

金融メディアとしてのサイト

MipangoのWebサイトでは、ユーザの金融リテラシーを向上させるような記事が投稿されている。内容としては、計画することの大切さ、その心構えといった、基礎的な金融マインドに関するものだったり、貯蓄や複利といった投資のような知識系の記事が投稿されている。

NVIDIA Inceptionプログラムに参加

アメリカの半導体企業のNVIDIAが運営する、人工知能 (AI) で業界に変革をもたらす先進的なスタートアップを支援する目的で提供されている仮想アクセラレーションプラットフォームである。

NVIDIA InceptionプログラムのAIやデータサイエンスのトレーニングを通じて、今後より速いペースで、サービス提供が加速することが期待される。

事業拡大の予定

CTO(最高技術責任者)のNicholaus Ngolongolo氏は、タンザニアだけでなく、アフリカの他国でも同様の事象に直面していると指摘し、東アフリカ諸国にも、同アプリのサービス拡大をする予定である、と語った。

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