『Thelorry』東南アジア4カ国で使われるトラック版Uber!7000を超えるドライバー!

TheLorryはマレーシアとシンガポールを拠点とするスタートアップ企業である。トラック版UBERとも言われ、トラックやバンのオーナーと引っ越しのニーズをもつ個人や法人を結びつけるサイトを運営している。

サービス概要

顧客はホームページまたはアプリで申し込みをする。申し込みフォームで、運送する荷物に応じてトラックのタイプ・出発地・到着地・日付を選択して、見積もりを確認。

Thelorryホームページより

さらに必要な運送業者の人数やパッキングの有無などのオプションを選択すると、提携している7000のドライバーの中から選定を行う。

企業基本情報

起業家情報

代表:Nadhir Ashafiq (33歳-2019)、Goh Chee Hau(30歳-2019)
出身:Selangor,Malaysia
学歴:2007-2009 Bachelor of Business(Finance),Help University College

会社概要

企業価値:不明
サービス提供国:マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ
従業員数:11~50
ホームページ:https://thelorry.com/sg
推定資金調達額合計:740万ドル

※参照元
https://www.crunchbase.com/organization/thelorry-com#section-overview

事業沿革

2014.9 マレーシアで設立
2015.4 個人だけでなく法人とも取引開始
2016 シリーズAとしてSPH Media FundとElixir Capitalから150万ドル資金調達。その後シンガポールに進出
2018 タイ、インドネシアにも進出
2019.4 シリーズBとして総額585万ドルを調達、ユニリーバ、FMGCなどより

設立までの背景

ThelorryはNadhir AshafiqとGoh Chee Hauによって設立された。Nadhirはマレーシアのクアラルンプール出身で昔から都市の物流事業に興味を持っていた。

Nadhirが最初にビジネスを始めたのはオーストラリアのCurtin大学に通っていた時だ。電子機器や衣料品の販売などを手掛けるが全て失敗に終わった。また為替や株の売買も行うがそれも失敗した。

その後、Nadhirはマレーシア第2の金融グループであるCIMBに就職し、航空会社のABDAに転職した。ABDAで後にThelorryの共同経営者になるGoh Chee Hauに出会う。

Nadhirはその後、ABDAを辞めてGlokaliseというソーシャルネットワークの立ち上げに参画する。しかしそれも1年経たないうちに撤退を余儀なくされた。

その後、ある日にNadhirはGoh Chee Hauと昼食を交わした。ここでマレーシアの首都、クアラルンプールの物流について話をした。その昼食からわずか5ヶ月で2人はThelorryをローンチした。

Nadhirはインタビューで以下のように語っている。

“Glokalise(ソーシャルネットワーク)で行ったのと同じ間違いをしない様に、最初にサービスを念入りに検証した。そしてこのサービスが正しい方向に行く事を確信しました。”

“In order to not make the same mistakes I did in Glokalise, I was determined to ensure we started this venture on the right foot –by validating the product first.”

※参照元
https://says.com/my/lifestyle/nadhir-ashafiq-forbes-30-under-30-asia

サービスの強み

ドライバーの効率改善

“当社のテクノロジによる最適化により、トラック内の未使用分を減らし、効率を改善している”

“With the optimization done through our technology, we’re reducing underutilized capacity, and in turn improving the efficiency of our drivers,”

“すでにコスト削減の成果がお客様に提供されています。”

“We are already seeing the results of cost-savings being delivered to our customers.”

代表のGoh Chee Hauはこのように語っている。Thelorryは単純に顧客とドライバーを繋ぐだけでなく、トラック内の容量なども考慮して、一度に多くの物を運べるように工夫されている。

これにより、ガソリン代や時間を節約し、顧客へも安くサービスが提供出来る様になった。これがトラック版UBERとも言われる理由だ。

クオリティの高いAPP

Thelorryのアプリケーションでは、出発地と目的地も入力すると距離に従ってすぐに見積もりが出る。ドライバーの効率をあげる事により、以前よりも安価に物を運ぶことができる。

そして、顧客はドライバーのレビューを確認する事ができる。本当に良いサービスを提供できるドライバーに仕事が与えられる様に設計がなされている。

それだけでなく、ドライバーの位置情報や目的地までの道順をタイムリーに確認する事ができる。顧客が物を運搬する際の不安要素を全て取り除いたアプリが競合を寄せ付けない理由だと言える。

今後の展開

2019年4月のユニリーバからの投資を受けて、ユニリーバの提供する日用品をより効率的に配送する。これまでThelorryとユニリーバは設立当初から資金提供などを通じて提携を行なっていた。

99.5%の納品成功率とほぼ100%納期内に配送を済ませた事により、信頼関係をより強化している。今後ユニリーバは更に10%程度の配送コストダウンを目標に掲げており、東南アジア全体でThalorryの力を借りながら物流を再整備してゆく形になるだろう。

また国をまたいでの配送も徐々に拡大をしてゆき東南アジア全体の物流システムを改善してゆくと見られている。ThlorryのGoh Chee Hau は以下のように語っている。

“設立当初、ユニリーバと協力して、マレーシアで試験を行いました。良い結果が得られ、日々業務を共に進めることができました。今日私たちがマレーシアでのユニリーバ製品のすべての国内貿易を監督できていることを嬉しく思います”

“Through working with Unilever Foundry we had the opportunity to trial a pilot in Malaysia which obtained successful results enabling us to work on a day-to-day basis with the company. We are delighted that today we oversee all local trade in Malaysia for Unilever products,”

※参照元
https://www.digitalnewsasia.com/startups/unilever-invests-demand-logistics-platform-thelorry

最新情報をチェックしよう!